ソニックブラストヒーローズの平均と最高記録は?コツや攻略法を紹介

みなさんはゲームセンターでどのようなゲームをプレイするのが好きですか?

UFOキャッチャーやメダルゲーム、プリクラなど、好きなゲームは人によって多岐に渡るのではないでしょうか。

そんなゲームセンターでも一際異彩を放つゲーム、それがパンチングマシン型アーケードゲーム「ソニックブラストヒーローズ」

力だめしやストレス発散など、好きな人にはたまらないこのゲームの平均値や最高記録、ハイスコアのコツについてまとめてみました。

目次

ソニックブラストヒーローズについて

ソニックブラストヒーローズは、全国のゲームセンターをはじめとしたアミューズメント施設に導入されている、パンチングマシーン型アーケードゲーム。

販売元は株式会社タイトーで、普段なかなか目にすることのない「パンチ力」を測定する楽しさに加え、パンチングマシーンと一体になったモニターでの「吹き飛ばし」演出や、主人公でありヒーローの姿をした「スーパーソニックブラストマン」とともに地球を様々な危機から救うストーリーゲームとしての魅力を兼ね備えています。

現行機種は「ソニックブラストヒーローズダッシュ」

ソニックブラストヒーローズという名前が広く知られていますが、厳密には現在ゲームセンターに導入されているゲームは「ソニックブラストヒーローズダッシュ」というリニューアルバージョンとなっています。

実は本来の「ソニックブラストマン」が2011年に発売された後、翌2012年にはゲームモードの追加など細かなバージョンアップを加えた「ソニックブラストヒーローズダッシュ」が発売されました。

この2つは筐体のデザインが同じこともあって混同されがちで、現行ゲーム機についても多くの方が単に「ソニックブラストヒーローズ」と記憶している背景があるんですね。

1990年に販売の「ソニックブラストマン」がルーツ

このソニックブラストヒーローズの前身は、同じくタイトーが1990年に販売したソニックブラストマンというゲームです。

基本的な仕組みは現在のものと同様で、モニター付きのパンチングマシーンで、ストーリーに沿ってパンチ力を測定するというものでした。

当時、パンチ力を測定するアーケードゲーム自体は他にもあったものの、この「ストーリーに沿って」という部分が革新的で、時には悪者を殴り飛ばし、時には隕石を破壊し地球を守るといった演出で人気を博したとされています。

これらの人気もあってかスーパーファミコンのアクションゲームソフトとして移植され、1992年には「ソニックブラストマン」が、1994年には「ソニックブラストマンⅡ」が発売されました。

ソニックブラストヒーローズの平均スコアは?

ソニックブラストヒーローズをプレイした方は、自分のスコアがどの程度なのか?平均を超えることができているのか非常に気になることでしょう。

平均値について公式のデータは公開されていませんが、筐体に記録されているデータやランキング、私自身の経験などをもとに平均値について紹介したいと思います。

全プレイヤーの平均スコアは140kg前後

以下は、東京都台東区浅草にあるゲームセンター「アドアーズ浅草店」にてソニックブラストヒーローズをプレイした際の画面となります。

浅草はファミリー層から若者、観光客まで性別年代を問わずたくさんの方が訪れる場所。

比較的若年層の多い都心部と比較しても、より「一般人の平均」に近い記録が出る場所と考えて良いでしょう。

この画像から読み取ると、全プレイヤーの平均スコアは140kg、スコアのボリュームゾーンは125kg〜200kgの範囲ですね。

そのため少々高く見積もっても150kgを超えることができれば平均以上、200kgを超えることができればプレイヤーの中でも上位層にあり、周りにも「なかなかやるな」と思ってもらえることでしょう。

ちなみに、ソニックブラストマンのゲーム内ストーリーを最後までクリアするためには、250kg以上のパンチ力を記録する必要があります。

このレベルに達することができれば、「すごい、パンチ力がある」と言ってしまって良いでしょう。

高校生の平均はどんなもん?

性質からして、このゲームが最も人気のある層はおそらく高校生でしょう。

友人同士でゲームセンターに向かい、互いにパンチ力を競い合う…イメージしやすい光景ですね。

それでは、高校生に限った場合の平均値はどの程度でしょうか。こちらも公式データはないため、推測も含めて考えてみました。

一般的に高校生は骨格筋が発達しきっていないため、成人男性よりはスコアが劣ると考えられます。

しかしながら部活動などの運動習慣がある人は、特に運動をしていない成人男性より筋力があることも珍しくありません。

そのため「平均としては下がりつつも、上位層の記録はさほど変わらない」というのが高校生のスコアの傾向でしょう。

実際にプレイしている数多くの中高生を見てきた経験上、一般的な高校生の平均は120kg前後、鍛えている高校生で180kg前後のように思います。

250kgを超えるのは極めて稀で、200kgを超えることができれば「すごい」と言えるのではないでしょうか。

ソニックブラストヒーローズの最高記録について

それではソニックブラストヒーローズの最高記録はどの程度になるのでしょうか。

こちらも公式記録はありませんので、YouTubeやTwitterをはじめとしたSNSから最高記録と思わしき数値を調査しました。

結論としては、助走などの不正な行為を除いた場合には、下記動画で記録されている「717.067kg」が最高記録と思われます。

これだけのパンチ力があれば、現実でもトラック1台くらいは吹き飛ばしてしまいそうですね。

ソニックブラストヒーローズのコツ・攻略法

ソニックブラストヒーローズを複数人でプレイするのであれば、少しでも良いスコアを出して良いところを見せたいところ。

実際にプレイする際、スコアを伸ばすためにはどのようなコツがあるのでしょうか。

①「パンチ力」を理解する

まずはこのゲームで測定する、「パンチ力」というものを正しく理解しなければなりません。

今回は正確性よりも、小難しい話や理論を抜きにしたわかりやすさを重視して説明しています。

パンチ力が発生する仕組み

「パンチ力」というものを直接的に生み出すのは、「肩関節の動き」と「肘関節の伸び」です。

そしてこれらの動きの背景に、全身の運動が関わってくるイメージとなります。

肩関節の前後の動き

実際にパンチの動作をしてみると、肩甲骨を含む肩関節が前へと移動するのがわかりますね。

この動きがパンチ力を生み出すにあたって非常に大きな役割を果たしています。

そして肩関節をより大きく、速く動かすためには、腰や背中も動員し、体を回転させる必要があるでしょう。

つまり、体全体を回転させて速度を乗せることでパンチ力が上がりますが、より速く回転させるには足→腰→背中→肩と全身を連動させる必要があるということになります。

足で地面を踏む力で腰から背中を回し、さらに背中を反りから生まれる背筋の力を加え、肩を前へと素早く動かす。

これがパンチ力を高めるための基本的な全身の運動となります。

肘を伸展する動き

肩の動きからさらに拳の速度を加速させるのが肘を伸ばす動作です。

こちらは曲げ伸ばしの比較的シンプルな動きとなるため、インパクトのタイミングでその速度が最大になるようにタイミングを合わせることが重要となります。

肘を伸ばすのが早すぎても遅すぎても良くないので、インパクトの瞬間、もしくは後述する「パッドを押し込む動作」を考慮しわずかに遅れて肘を伸ばし切るようなタイミングを使うことでスコアを上げることができます。

発生したパンチ力を逃さない仕組み

ここまでの動作で生まれたパンチを効率よくパッドに伝えることも必要です。

具体的には、パンチがパッドにあたる際に手首や肘が曲がってしまうと、その分だけパンチ力が逃げてしまいます。

パッドを殴った際にはその反動が返ってきますので、インパクトの瞬間に腕や肩、体幹に力を入れることで関節や体軸をロックし、パンチ力のロスを防ぐこともハイスコア獲得には重要となってきます。

パンチ力を測定する仕組み

ソニックブラストヒーローズにおけるパンチ力は、「パッドが倒れる速度」で測定されています。

このことは、元ゲームセンター店員の方によるYouTube動画にて紹介されています。

つまり、いくら強い力でパッドを打っても、パッドを後に倒す勢いがなければスコアは伸びません。ッドを真っ直ぐに、かつ押し込むようなパンチをすることが最適ということになります。

特に、パンチ力をあげようと体の回転を意識すると、フック気味のパンチになってしまうことがあり、腕の軌道が利き手と逆に傾いてしまいがちなので注意しましょう。

また、ゲーム筐体のメンテナンス状態によってはパッドがスムーズに動かず、スコアを出せないといったケースもあります。

こちらは自分自身ではどうすることもできませんので、記録だけを狙うのであれば様々なゲームセンターに足を運び、スコアの出やすい、状態の良いマシンを見つける必要もあるでしょう。

②「パンチ力」を高めるフォームを身につける

パンチ力を理解したとしても、実際の動作に落とし込めないとスコアには繋がりません。

こればかりはもう練習あるのみ。ひたすら200円を入れて殴りまくるか、お金が勿体無い場合は自宅でシャドーボクシングのようにパンチを練習しても良いでしょう。

③体を鍛える

当たり前ですが、同じフォームでパンチを打った場合も、体の運動速度≒筋力が強いほどパンチ力は強くなります。

質量もパンチ力に直結するため、純粋に体重を増すことも一定の効果がありますが、速度を落とさずに質量を増すと考えると、筋トレをして筋肉をつけるのが良いでしょう。

実際にボディービルダーがソニックブラストヒーローズをプレイした場合、軽く300kg以上のスコアを叩き出しています。

④休養やウォーミングアップといった準備

最後になりますが、筋肉に疲れがあると十分な力は発揮できません。

また、十分に体が温まっていないと筋肉の伸縮が悪くなり、これまたポテンシャルを発揮できないことになります。

彼女とのデートでかっこいいところを見せたい時、ゲーセンで友達をあっと言わせたい時には、ちゃんと休養を取り、準備運動をしておくようにしましょう。

【注意】助走をつけるのはNG

助走をつければ、その分の速度がパンチ力に加わるためスコアは上がります。

しかしながら、怪我の危険や周囲への危険があり、ゲーム上でも禁止されているため絶対にやってはいけません。

YouTube上では「600kgを超えた!」や「700kg到達!」などの動画が複数ありますが、ほとんどが助走を付けたものとなっていました。

本来筐体には助走防止のセンサーがついており、助走を付けたパンチは不可能ですが、一部のプレイヤーはセンサーを不正に反応させて助走を可能にしているようですね。

不正行為で自己満足に浸ることなく、純粋な己の技術と筋力のみで地球を救うのがヒーローです。

さあ、君のパンチを見せてやれ!

ここまで読んで下さった方は、「なんか自分もやれる気がしてきた」のではないでしょうか。

ソニックブラストヒーローズに限って言えば、筋力以上に効果的なフォームでパンチを放つ方がスコアを伸ばすことができるでしょう。

今まで何も考えず、ただがむしゃらにパンチをしていた方であればなおさら伸び代がありますね。

ゲームセンターで遊ぶかたわらで、思い切り体を動かすタイミングがあっても良いでしょう。

「さあ、君のパンチを見せてやれ!」

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次