ワードウルフのコツ・必勝法を紹介!質問や話題、立ち回りについて

初対面の人々のコミュニケーションツールから、友人同士でのプレイまで人気を博し、テレビやYoutubeで取り上げられることも多いワードウルフ。

シンプルなルールながらも鋭い考察や観察力が求められるこのゲームにおいて、なかなか勝ち方が分からない!という人も多いのではないでしょうか。

今回はワードウルフ歴5年を超えるかいとーがたどりついたコツや必勝法、立ち回りについてご紹介いたします。

先にワードウルフのルールが知りたい、という方はこちらの記事からご覧ください。

https://kaitoo.net/boardgames/wordwolf-rule/

目次

ワードウルフにおける勝ち方

ワードウルフにおける攻略法を紹介する前に、今一度ワードウルフの大まかなルールと勝敗について確認しておきましょう。

  • 多数派と少数派のお題が配られる
  • 多数派は質問や議論で少数派を見つけ出し投票できれば勝利
  • 少数派は多数派に話を合わせ、正体を隠すことができれば勝利

ワードウルフのコツはすなわち、「少数派をいかに見つけ出すか」と「少数派が身を隠すか」に焦点を当て、どのような立ち回りが求められるかを知ることとなります。

①両陣営に共通する、具体的な質問・話題から入る

議論タイムの開始直後まずは、「両陣営に共通する話題」から入り、各プレイヤーの発言を促すと良いでしょう。

お題が「野球」なら、恐らく相手方のお題も「スポーツ」であると想像ができますね。

その際、「スポーツだよね」といった共通の話題から議論をスタートすることで、各プレイヤーが安心して発言ができ、より議論が活発になる、言い換えるとより多くの情報を開示してくれるようになります。

併せて、共通の話題で少数派にも発言をさせることで、余計な事まで話してしまうといったボロが出やすくなる意図も含んでいます。

 

もう1点、具体的な話題にすることも重要です。

例えばお題が「野球」に対し、「わくわくするよね」といった抽象的な発言をした場合、価値観の違いにより考えが分かれてしまうことが多く、序盤から混乱を招いてしまいます。

最初から意見が分かれてしまうと、その後の会話において各プレイヤーの警戒心が高まってしまい、結果情報量が減少、少数派が目立たなくなってしまいます。

②徐々に抽象的な話題を発言する

共通のお題の後は徐々に抽象的な話題に以降し、少数派を「意見のズレ」に慣れさせていきましょう。

少数派にとって、「これは明らかに違うぞ」という話題が唐突に出てくると、「自分が少数派かもしれない」という警戒心を持たせてしまいます。

一方で同じお題でも価値観の違いで回答が分かれるような抽象的な話題であれば、「無理に同調しなくても、少数派とバレなさそうだ」と認識するため、少数派を油断させ異なる意見を引き出すことができます。

このような前振りがあることで、「多数派と少数派で絶対に異なる話題」を発言させたり、話す際の態度の違いといった「少数派を見つけ出す材料」を増やすことができるでしょう。

あるいは、あまりにも価値観が違いすぎる人を「お題も違うのでは」と疑うことができるわけです。

③嘘をうまく使って立ち回る

多数派と少数派それぞれに言えることとして、嘘の話題・回答をうまく使うことが最も重要です。

 

一例として多数派が「野球」、少数派が「卓球」だった場合に、多数派のあるプレイヤーが「日焼けするよね」と発言すると、少数派は「ありえない」と感じ回答を濁すでしょう。

一方で多数派があえて「屋内でやるよね」と発言すれば、少数派も安心して同調させることができます。

ただし他の多数派からすると、発言したプレイヤーが敢えて逆の話題を出したのか、本当にお題が異なっているのかが判別できません。

このように嘘を使いすぎるとかえって自分が疑われてしまうため、前述した抽象的な質問の合間に1回だけ盛り込むといった立ち回りが安定するでしょう。

 

一方で少数派が「自分が少数派である」と自覚できた場合は、その後いかにうまく嘘をつくかどうかが求められます。

お題が異なる以上、お題そのままに発言をしてしまってはどこかで致命的な意見の食い違いが出てしまいます。

そのため、少数派を自覚した瞬間に多数派のお題を想定し、「同調すべき話題」と「意見が異なっても良い話題」そして「嘘をつくべき話題」を判別することで、周囲の信頼を得ることがポイント。

素早く同調できれば「多数派かな?」と思わせることができますし、噓により致命的な食い違いを避けることができれば、逃げ切りに一歩近づくことができるわけです。

④徹底的に他のプレイヤーを観察する

熟練したプレイヤーが相手の場合、決定的な意見の食い違いが出ないまま議論が終了してしまうこともありえます。

この場合頼りになるのは各プレイヤーの観察眼に他なりません。

ある人の話題に対して、いつも遅れて発言をする(=慎重になっている)プレイヤーはいなかったか。

致命的な食い違いを避けるために、言葉尻を曖昧にしていることが多いプレイヤーはいないか。

意見の違いが価値観の違いと言えるレベルなのかそうではないのか。

各プレイヤーの発言や立ち回りをできる限り記憶し、あらゆる確度から怪しいプレイヤーを考察していく観察眼が最終的にはものを言います。

こればかりは一朝一夕で身につくものではないため、何度もワードウルフをプレイすることで慣れていく必要があるでしょう。

⑤根拠と自信をもって推理

最後に少数派の推理や予想を発言する際には、たとえこじつけであっても明確な根拠と自信、つまりは強い語調をもって話してください。

多数派であれば、意図のある推理であればあるほど周りが同意・反論をしやすく、議論を促進すること繋がります。

また少数派の場合は、推理によって他のプレイヤーに疑いの目を向けるといった守りの役割も果たすでしょう。

少々強引であっても、自信の見える推理には周りも関心してしまうもの。

この関心によって多数派へ票を入れさせることが、少数派の醍醐味かもしれません。

難しいワードウルフを楽しむために

ここまでワードウルフにおける必勝法と言える、コツや立ち回りについて紹介いたしました。

とはいえここまでの内容は、より各プレイヤーが発言しやすい環境を作り、純粋にゲームを盛り上げる役割を果たすものが大半です。

ワードウルフのようなトークゲームは勝敗ももちろん重要ですが、初心者上級者問わず発言の場を多く持ってもらい、全員が楽しめることが最も大切なのは言うまでもありません。

皆さんもワードウルフのポイントを抑え、場を盛り上げてくれるプレイヤーとして、あるいは強いプレイヤーとして一目置かれるような存在を目指してみましょう!

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