すごろく型ボードゲームに必勝法はある?有利に進める3つの考え方

ボドゲ/TRPG

数あるボードゲームや、ボードゲームを模したテレビゲーム・アプリにおいて、サイコロやルーレットで出た目の数だけ進むすごろく形式のゲームは老若男女問わずプレイされています。

個々のゲームによりルールは異なりますが、基本的には出目を決める運の要素と、自身をより優位に置き、他のプレイヤーに不利を与える戦略的な要素、そして目押しやミニゲームのような技術的な要素が勝敗を大きく左右すると言えるでしょう。

今回はこのようなすごろく型のボードゲームにおける必勝法、もとい勝率を高めるための基本的な考え方をご説明します。

尚、個々のゲームのルールや戦略は当然異なってしまいますし、アイテムを中心とした「他のプレイヤーに介入する要素」がないゲームは完全に運のみの勝負となってしまいます。

そのため本記事においては

  • 決められたコースをゴールに向かって進む、あるいは周回する
  • サイコロやルーレットなどの「運」によって進むマスの数を決める
  • 他のプレイヤーに影響を与える何らかの要素が存在する

以上のような特徴を持つすごろく型ボードゲームを対象としたいと思います。

すごろくの基本的な特徴

すごろくにおいては原則、サイコロなどで自分がどれだけ進めるのかどうかを決定する運の要素が毎ターン発生します。

加えて、より早くゴール地点やチェックポイントに到着する、あるいはコースを周回することに対してボーナス要素が設けられているゲームが大半。

したがって共通する特徴として、高い目を出し続けることができればゲームを優位に進められると言えるでしょう。

とはいえ、そもそも高い目が出るかどうかが運によって決まってしまいます。

仮に6面サイコロを用いたゲームの場合、1ターンで進むことができるマス数の期待値は3.5、最も高い目である6が出る確率は約16.6%、6が2回続けて出る確率は約2.7%となります。

また場合によっては、単に高い目を出すのではなく狙った数字を出したいという局面も発生するでしょう。

この場合も同様に、狙った通りの数字が出る確率は約16.6%ですが、このような期待値や確率の考え方が、すごろくを有利に進めるうえで重要となります。

すごろくを有利に進めるための3つのコツ

すごろくを有利に進めるためには、端的に言えば毎回のサイコロを振る際の「運」の要素を極力排除する、言い換えるとサイコロの数の期待値を高める、あるいは意図した目を出せる確率を高める必要があります。

高い目を出す、あるいは狙った目を出すことでより有利な結果を得ることができ、こと運が左右する部分については他のプレイヤーに先んじることができるでしょう。

多くのゲームにおいて共通する戦略的な要素として言い換えると、以下の3つの考え方が重要となります。

①期待値と確率を使い分けて判断する

期待値と確率の考え方はすごろくにおいて最も重要です。

その一方で、どちらがより重要となるかは自身の置かれた状況により異なるとも言えます。

一例として多くのすごろくにおいて存在する要素の1つに、「サイコロを2つ振ることができる」と「出た目にある特定の数字を足したマス数を進むことができる」というものがあります。

仮に「サイコロを2つ振る」と「出た目に3を足す」のいずれかを選べる場合、皆さんはどちらを選ぶでしょうか。

サイコロ1個あたりで進めるマス数の期待値は3.5のため、より高い目を出したい局面であれば前者の方が有用となります。

しかしながら、「3つ先のマスに止まると不利を受ける」「最低でも4マスは進みたい」といったように「特定の目を出したくない」という場合であれば、後者の方が有用。

サイコロを二つ振った場合、約5.5%とわずかな確率であれ3が出てしまうのに対し、出た目に3を足した場合は3以下の目が出てしまうことを100%回避することができます。

したがって実際のゲームにおいては「3が出たときの不利益の大きさ」を加味し、5.5%のリスクをとるのか、あるいは0.5の期待値をとるのか判断することとなります。

②「任意の目を出せる」状況を作る

前述した通り、「運」の要素を減らすことがすごろくにおける重要な点となりますが、この視点において「任意の目を出せる」アイテムがあれば非常に高い効果を持ちます。

例えば、「7マス先に止まりたい」という状況を考えてみましょう。

普通にサイコロを2回振り、7マス先に到達できる確率は約16.6%ですが、2回目に任意の目を出せる場合は100%7マス先に到達することができます。

また、「10マス以上進みたい」という状況であればどうでしょうか。

普通にサイコロを2回振り10以上の目が出る確率は約16.6%、一方で2回目に任意の目を出せる場合、1回目に4以上を出せば良いため、確率は50%まで高まります。

このようにすごろくにおいて「任意の目を出せる」ことは極めて有用で、ゲーム内でいかにこの状況を作れるように行動するかが勝負を決めると言っても過言ではありません。

③アイテム等の選択肢の数を重視する

任意の目を出せる状況とも関連しますが、総じて単にサイコロを振るだけでない選択肢を複数持てることで、ゲームを有利に進めることができます。

多くのゲームでは、自身あるいは他のプレイヤーのサイコロの出目に影響を与える要素が用意されていますが、これらは確率・期待値の考え方を崩すことでゲームに影響を与えます。

100%得られる利益を半々の確率で得られないようにする、あるいは5%の致命的なリスクを10%まで引き上げる、このような確率変動の積み重ねは順位にも直結しますし、「そのようにできる選択肢を持っている」こと自体が相手の行動を制限することにも繋がります。

アイテムを中心としたこれらの選択肢の取得には何らかの対価が必要な場合が大半ですが、基本的にいかにアイテムを充実させるかを念頭に、行動していくのが良いでしょう。

おわりに

トランプや麻雀のような運の要素を持つゲームにおいて、期待値と確率の考え方はプロのプレイヤーにも重要視されています。

すごろくは全体的に運の要素が強いため、いわゆる「運ゲー」のように言われがちですが、言い換えると「運」に対してどれだけ干渉できるかが勝敗を分けるポイント。

本記事でご説明した考え方をベースに、個々のゲームにおける戦略や、技術的な要素を磨いていけば他のプレイヤーよりもより合理的かつ有利にゲームを進めることができるでしょう。

是非皆さんも、今日からこの考え方を意識してみてはいかがでしょうか?