岡山に住んでいた新卒社会人時代、しょっちゅう相席屋に行っていました。
さて、その中で一度、先輩(1つ上、イケメン)に相席屋に呼ばれた際に、その力量を見せつけられた出来事を紹介します。
呼び出しの電話がかかってくる
その日は土曜日。僕は同期と共に車で買い物に出かけていました。
さてその時、突然ケータイが鳴りました。
先輩T「かいとー今なにしとん?相席屋行くぞ!」
かいとー「わっかりました!!!」
ちょうど買い物が終わりがけだったこともあり、二つ返事で了解し、帰宅。着替えて相席屋に向かいました。
相席屋といえば、二次会で出会いを求めて向かう男性も多く、岡山唯一の相席屋は1時間待つケースも非常に多い。
その日も例に漏れず、10組以上の男性が名前を記入し、相席を心待ちにしていました。
が、なんとその先輩、一切待つことなく女の子を引っ張ってくることに成功します。
同じく待ち時間中だった女の子に声をかける
相席屋で待つのは、男性だけではありません。
無料で食事ができ、あわよくば出会いのある女性もまた、何組も待っているケースが結構あります。
さて、待ち時間をどうするか先輩と相談していた際、同年代の女性2人組が現れました。
キャッチに待ち時間がある旨を告げられ、去ろうとしていた2人。
先輩「ちょっと行ってくるわ!」
と颯爽と駆け寄る先輩。かいとーもすかさず追いかけます。
先輩「もしかして結構待つ感じ?俺らも同じでさ~、待つんやったら俺らとどっかで相席しようよ!」
2年以上前の話で、どんな誘い文句だったか忘れてしまいましたが、このイケメン先輩、見事この2人組を飲みに連れていくことに成功します。
(かいとーはちょこちょこ口を挟むくらいで何もしてません)
そして、ちょうど近くにあった海鮮バルで4人で飲むことになりました。
相席屋より圧倒的に食事がおいしい
さて、4人で自己紹介も交えながら食事をしたのですが、当然ながら、食事もお酒も、相席屋よりは普通の店のほうが充実しています。
もちろん、相席屋でなければ女性は無料ではありませんが、そこは男が支払えば済むところ。美味しい料理は会話をさらに盛り上げます。
バルでの会話も盛り上がり、結局二次会でカラオケ、最終的には先輩宅に乗り込んで朝まで飲み会をするという盛り上がりを見せました。
ちなみに、先輩はその後女性の一人に猛アタックを受け困っていましたが、かいとーには何もありませんでした。
女性にとっては「相席屋」である必要はない?
女性にとっての相席屋のメリットはいったい何でしょうか。
無料で飲み食いできる?いろんな男性と出会える?ただし、これらのメリットは別に相席屋でなくとも差し支えはありません。
男性がお金を出してしまえば無料で飲み食いはできますし、いろいろな男性と相席するということは、それだけ「やばい人」に当たる可能性もあります。
男性からしても、相席屋は非常に割高ですので、2次会で相席屋に行くくらいであれば、1次会に女性を引っ張っても大きな出費にはなりません。
そんなことできるの?断られるんじゃない?
もちろん、相席屋の外で女性を誘うなんてことは、簡単なことではありません。
しかし、そのあたりの道端で声をかけるよりは、十分確率が高いのではないでしょうか。
その理由が2つあります。
女性にも「相席屋に来ている」という事実がある
相席屋の入店を待っている女性は、当然ながら相席をしに来ているわけです。
この時点で、「興味ありません」という断り文句は使いにくい状況です。
かいとー「俺らと相席しましょうよ」
女性「そんなの興味ありません」
かいとー「え?でも君たち相席屋きてるよね??興味ないところ来ないよね??はい、論破!!」
簡単に論破できてしまいました。某アニメもびっくりのスピード感。
女性のメリットが結構大きい
先ほども書きましたが、ここで男性についていくことには、女性にとっても十分なメリットがあります。
・待ち時間無しに店に入れる
・相席屋にいるよりおいしい食べ物とお酒が楽しめる
・目の前の男性に妥協できれば、「やばい人」には当たらない
これって、とりあえずついていくには十分な理由になりません?
もちろん、「妥協できれば」の話ですけど。
大事なのは「印象」と「会話」
ここまでで、意外と「相席屋の待ち時間で声をかける」作戦が、男女ともに合理的だということを説明しました。
とはいえ、結局は
「この人たちなら、まあ一緒にご飯を食べてもいいかな」
と思ってもらうことができなければ、うまくはいきません。
ですので、結局大事なのは、清潔感や声のかけ方に現れる、「印象」と「コミュ力」になるわけです。
声をかけた一言二言でも、コミュ力ってばれちゃいますからネ。
散々引っ張っといてこれかい!感がすごいですが、初対面で、いい印象を持ってもらうために、しっかりと自分自身を磨きたいものです。